こんにちは。京都結婚相談所 縁香-enca-の小林です🌸
「今日のお見合い、結構盛り上がりました!」
男性会員さんから、こんな報告をいただくことがあります。
お互いよく笑った。
沈黙もほとんどなかった。
仕事の話も趣味の話もたくさんできた。
自分としては、
「これは結構いい感じだったんじゃないかな」
そう思っていた。
ところが、お相手から届いた結果は「お断り」。
あるいは仮交際には進めたものの、1回目のデートのあとに交際終了。
そして男性側は、
「え?結構話も盛り上がってたのに……」
と混乱してしまいます。
でも実はこれ、婚活ではものすごくよくあります。
なぜなら、
会話が盛り上がることと、二人の距離が縮まることは別だからです。
ここを知らないまま婚活をすると、
「会話はできるのに、なぜかいつも次につながらない」
という状態になりやすいんです。
「たくさん話せた=好かれた」ではありません
男性からすると、
会話が途切れない。
女性が笑ってくれている。
質問にもたくさん答えてくれた。
これだけ揃うと、
「楽しんでもらえた」
と思いますよね。
もちろん、本当に楽しかった場合もあります。
ただ、女性側からすると
「その場を楽しく過ごすこと」
と
「この人とまた会いたいと思うこと」
は別だったりします。
例えば会社の同僚や取引先とも、1時間楽しく話すことはできます。
美容師さんと話が盛り上がることもあります。
友達の友達と初対面なのに、意外と会話が弾むこともあります。
でも、その全員に
「もっとこの人のことを知りたい」
とは思いませんよね。
婚活も同じです。
楽しく会話できたことはスタート地点であって、恋愛的な距離が縮まったとは限りません。
ここが、婚活男性が最初につまずきやすいポイントです。
「質問はたくさんしたのに」次につながらない理由
婚活を始めた男性に
「お相手にちゃんと質問しましたか?」
と聞くと、
「はい、結構しました!」
と答えてくださることがあります。
休日は何してるんですか?
どんな食べ物が好きですか?
旅行は好きですか?
仕事は忙しいですか?
兄弟はいますか?
趣味は何ですか?
確かに質問はしています。
でも、これが続くと女性側は、
“会話”ではなく“面接”を受けているような感覚
になることがあります。
男性としては、
「相手に興味を持たなきゃ」
「沈黙にならないようにしなきゃ」
と頑張っている。
だから悪気は全くありません。
むしろ、とても真面目です。
でも質問して、答えてもらって、
「そうなんですね」
そしてまた次の質問。
これでは情報は増えても、二人の距離はなかなか縮まりません。
距離が縮まるのは「情報」より「感情」が動いたとき
例えば女性が、
「旅行が好きです」
と言ったとします。
そこで、
「最近どこに行きましたか?」
「海外も行きますか?」
「一人旅もしますか?」
と質問を重ねることもできます。
もちろん悪くありません。
でも、距離を縮めたいなら少し違います。
「旅行いいですね。僕、旅行先で予定詰め込みすぎて毎回疲れるタイプです(笑)。○○さんはゆっくり派ですか?」
こうなると、自分のことも少し伝わります。
さらに、
「旅先で一番テンション上がるのって、ご飯ですか?景色ですか?」
と聞けば、その人の価値観も少し見えてきます。
ただ情報を集めるだけではなく、
「それ分かります」
「僕は逆かもしれないです」
「それ一緒に行ったら楽しそうですね」
こんなやり取りが増えていく。
これが距離の縮まる会話です。
婚活では、
何を話したかより、その話をしている時にどんな感情を共有したか
の方が大事だったりします。
次につながらない男性ほど「会話を成功させよう」としている
意外かもしれませんが、
会話が苦手だと感じている男性ほど、婚活の場ではものすごく頑張っています。
沈黙にならないようにする。
失礼なことを言わないようにする。
相手のプロフィールを事前に読み込む。
質問も考えておく。
もちろん全部大切です。
でも、
「ちゃんと会話しないと」
「盛り上げないと」
という意識が強くなりすぎると、
目の前の女性を見るより、
“会話を成立させること”が目的になってしまうことがあります。
女性が話している最中も、
「次は何を聞こう」
と考えてしまう。
すると、せっかく女性が話してくれた内容を深掘りせず、次の話題へ。
これ、本当にもったいないです。
女性は「私に興味を持ってくれているか」を意外と見ています
例えば女性が、
「最近パン屋さん巡りにハマっていて」
と話したとします。
そこで、
「そうなんですね。僕はラーメンが好きで……」
と自分の話へ切り替えてしまう。
悪気はありません。
共通する「食べ物」というテーマで会話を広げようとしているだけです。
でも女性からすると、
「パンの話、終わった?」
となることがあります。
ここで、
「パン屋さん巡りって面白そうですね。どんなパンが好きなんですか?」
「最近一番良かったところあります?」
ともう一歩聞いてみる。
そのあと、
「僕はパン屋さん詳しくないので、そういうところ連れて行ってもらったら楽しそうです」
なんて言えたら、
ただのパンの話から、
“二人で出かけるイメージ”
まで生まれます。
婚活で大切なのは、
会話を次々変えることではなく、
一つの話題を二人で育てることです。
「楽しい人」ではなく「自分を見てくれた人」が残る
婚活では、短期間に複数の方とお見合いやデートをすることがあります。
つまり女性側も、
「どの人と話した時に一番笑ったか」
だけで判断しているわけではありません。
むしろ、
「私の話をちゃんと聞いてくれた」
「前に話したことを覚えてくれていた」
「私の考え方を否定せず聞いてくれた」
「自然体でいられた」
こういう感覚の方が後から残ります。
だから私は男性会員さんに、
無理に面白い人にならなくていいですよ
とお伝えしています。
芸人さんのように笑わせなくていい。
特別な話題を持っていなくてもいい。
必要なのは、
“あなたと話している時間が心地いい”
と思ってもらうことです。
初回デートで意識してほしいこと
次につながらない男性に、まず意識してほしいのは難しいテクニックではありません。
「盛り上げよう」ではなく、
「この人のことを一つでも深く知ろう」
くらいで大丈夫です。
例えばプロフィールに映画好きと書いてあったとして、
映画のタイトルを10個聞く必要はありません。
「どんな映画が好きなんですか?」
「どういうところが好きなんですか?」
「映画館で見る派ですか?」
そんな話をしながら、
相手が楽しそうに話している部分を少し深掘りする。
そして自分のことも話す。
笑う。
共感する。
時には少し冗談を言う。
そうしていると、
「プロフィール情報を交換する時間」から、
「二人で会話する時間」
に変わっていきます。
「ちゃんと話せた」の次を目指してみてください
もしあなたが、
お見合いまでは進める。
初回デートにも行ける。
でもなぜか2回目、3回目につながらない。
そんな婚活を繰り返しているなら、
あなたに魅力がないからとは限りません。
もしかすると、
会話を成立させることはできているけれど、距離を縮める会話になっていないだけ
かもしれません。
これは、少し意識を変えるだけで改善できます。
実際、婚活ではこういう小さなズレが結果を大きく変えます。
「自分では普通に話せているつもりなのに、なぜかうまくいかない」
そんな時こそ、一人で原因を考え続けるより、客観的に振り返ってみることが大切です。
encaでは、お見合いやデート後の振り返りをもとに、
「ここはすごく良かった」
「次はこういう聞き方をしてみよう」
「もう少し自分の話も入れてみよう」
と、一人ひとりに合わせて一緒に考えています。
婚活は、最初から上手にできる必要はありません。
少しずつ相手との距離の縮め方を覚えていけば大丈夫です。
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