「ハイスペック男性に選ばれたい」——婚活の現場で、そう願う女性はなかなか多いです。高収入・高学歴・社会的地位のある男性。いわゆる“ハイスペック”と呼ばれる彼らに魅力を感じるのは、ある意味自然なことです。けれど、本当にその男性たちが望んでいるのはどんな女性なのでしょうか?
婚活カウンセラーとして活動する中で、そして何より私自身の周りにいる経営者男性たちの私生活を見ていると、「ああ、ここを分かっていないと恋愛にも結婚にも発展しないだろうな」と感じることがあります。
今日はその“リアル”な一面をお話ししながら、ハイスペック男性に選ばれる女性像を紐解いていきます。
経営者の多くは「家では奥さんの尻に敷かれている」
まず、意外かもしれませんが、私の周りのハイスペック男性たちは、家では奥さんに主導権を握られている人がとても多いです。
仕事では部下をまとめ、意思決定をし、社会的責任を背負っている彼らですが、よく耳にするのが「◯◯したら奥さんに怒られる!」「家に入れてもらえない!」なんて可愛い言葉です。笑
これは「奥さんが強い」というより、信頼しているからこそ、家庭では主導権を委ねられるということなんですよね。つまり、ハイスペ男性が求めるのは、単なる従順な女性ではなく、精神的に自立した“対等なパートナー”なのです。
「一攫千金狙い」はすぐに見抜かれる
よく見かけるのが、「玉の輿に乗りたい」と考える女性。でも、彼女たちの多くが「どうしたら嫌われないか?」と考えすぎて、必要以上に下手に出たり、気を遣いすぎてしまってうまくいかないケースが非常に多いのです。
例えば、
- 「全部男性に合わせる」
- 「本音が言えない」
- 「お金を出してくれるのが当たり前」
こういう姿勢は、逆に不信感を招きます。
特に成功している男性ほど、「この人は僕自身に興味があるのか?それとも僕の肩書きや収入に惹かれているのか?」という視点で相手を見ています。いわゆる“お金目当て”で近づいてきた女性は、会話の中やふとした表情からすぐに見抜かれます。
「奢ってもらって当たり前」はNG
もちろん、大人の男性として最初のデートでご馳走してくれることは多いですが、“奢ってもらって当然”という態度を見せると一気に評価が下がります。
ハイスペック男性は、奢ることそのものよりも、「その後の対応」を見ています。
たとえば、
- お礼のLINEが丁寧だった
- 次回は私がコーヒーご馳走しますね、などの気遣いがある
- 相手の時間や労力に対して感謝の気持ちを持てる
こうした“人としてのマナー”をきちんと持っているかを見ています。お金の使い方にだらしない人、感謝ができない人は、どれだけ若くて可愛くてもすぐに対象外になります。
本当に大事なのは「同じ目線で話せること」
実は、ハイスペ男性の多くが口を揃えて言うのは、「対等に話せる相手が少ない」ということ。会社でも周りはイエスマンばかり。恋愛でも、相手が気を遣いすぎて本音が聞けない。そんな孤独感を抱えている人が少なくありません。
だからこそ、同じ目線で会話ができる女性に強く惹かれます。
- 世の中のニュースに興味がある
- 経済紙を少しでも読んでいる
- 自分の意見を持っている
- 相手に敬意を持ちながらも、ちゃんと本音で話せる
そんな女性と話していると、「自分をちゃんと見てくれている」「一緒に成長できそう」と感じるようです。
求められるのは「依存しない自立した女性」
恋愛においては、依存されることを「愛されている証」と思ってしまう女性もいます。でも、ハイスペ男性にとっての理想の女性像は逆。一人の時間も大切にできて、自分の生活や目標をしっかり持っている人です。
趣味や仕事に打ち込んでいて、会えない時間も前向きに過ごしている女性には、自然と尊敬と信頼が生まれます。
最後に:媚びるより、敬意と自信を
ハイスペック男性に好かれるためには、「若さ」や「外見」では勝てません。それらは一時的な武器にすぎません。
長く愛される女性に共通しているのは、
- 自立していて
- 自分の価値観を持ち
- 相手を尊重できる
という、精神的な余裕と知性を感じさせる人です。
媚びるのではなく、相手に敬意を持ちつつ、自分にも誇りを持って接すること。
それこそが、ハイスペ男性の心を動かす「本当の魅力」なのです。
このような「内面の成熟」が感じられる女性こそが、最終的にハイスペ男性から選ばれる存在。もし今あなたが「どうしたら彼らに選ばれるか?」と考えているなら、まずは自分自身の価値を磨くことから始めてみてください。